MENU

【体験談】娘のラン活全記録|年中で出遅れ、年長GW前に鞄工房山本へ決めるまで

結論から書きます。我が家は横浜で、年長のゴールデンウィーク前に 鞄工房山本の「フィオーレ・ブロッサム」(色は黒・本体88,000円) に決めました。

ただ、ここに至るまでがけっこうな回り道でした。年中で早く動きすぎて空回りし、その反動で本格スタートが遅れて焦り、最後は週末ごとに直営店を予約して回る、という、わりと典型的な「出遅れラン活」です。

同じように迷っている人の役に立てばと思い、きっかけから決め手、色の悩み、お金の話まで、正直に全部書きます。

目次

ラン活はいつから?我が家は「年中で早すぎ→年長で出遅れ」

最初に動いたのは祖父母でした。年中のゴールデンウィークです。一般的なラン活より1年くらい早い。

祖父母の友人が「展示会に行くと割引があって安く買えた」という話を聞いてきて、わざわざ展示会を調べてくれたんです。それで家族で行ってみたのですが、年中の娘には体格的にまだ早く、ランドセルが大きくて、本人も疲れてしまって、うまく回れませんでした。

このとき僕の中に残ったのが「どれも一緒じゃない?」「安いので十分じゃない?」という印象でした。今振り返ると、年中でまだ先があって当事者意識がなかっただけなんですが、この印象を引きずってしまったのが後で響きます。

年中の1月ごろ、ママ友との間で「ラン活もう始めてる?」という話が出ました。中には年中の2月に決めたという人もいて、少し焦る。それでも僕は「まあどこかしらは買えるでしょ」と、最初の展示会でもらったカタログ以外には資料請求もせず、ブランドもほとんど知らないまま過ごしてしまいました。

本格的に動いたのは年長の4月上旬。周りを見たら、僕のエリア(横浜)ではラン活が早いのか、友達はもうみんな買い終わっていたんです。これで一気に焦りました。

情報収集で初めて知った「工房系・デザイン系・大手系」

焦ってからは、とにかくWeb検索とAIでブランドを洗い出しました。AIに「ランドセルのブランドを整理して」と聞くやり方は、ざっと全体像をつかむのに効果的でした。

そしてここで初めて、ランドセルに 「工房系」「デザイン系」「大手メーカー系」 というカテゴリがあることを知りました。恥ずかしながら、それまで違いも分かっていなかった。

たとえばデザイン系には、DIESEL(ディーゼル)やGAP(ギャップ)のようなブランドランドセル、豊岡鞄スクールリュックUMIのような軽量ナイロン型もあります。まずはブランド一覧で全体像をつかむと選びやすくなります。

我が家の希望ははっきりしていました。質が良いもの、デザインがかわいいもの。そして、できれば人とかぶらない個性的なもの。 娘が「欲しい」と言うものを尊重したいけれど、親としてのこだわりもありました。

カテゴリの違いがピンと来ない人は、まずカテゴリから探すで全体像を見ると早いです。我が家がハマったのは工房系でした。

実際に回った6ブランドと、「展示会より直営店」という学び

年長4月から週末ごとに予約を入れて、実際に見て回りました。候補に挙げたのはこの6つです。

ブランド見た場所
グリローズ直営店
鞄工房山本直営店
池田屋直営店
セイバンイオン
神田屋鞄直営店
SHIFFONイオン

回ってみて一番の学びは、展示会やイオンより、直営店に行った方がいいということでした。

展示会は、いろんなブランドが一会場に集まっていて効率は良いのですが、各ブランドの世界観が出ません。割引や会場の雰囲気に気を取られて、肝心のブランドの個性が薄れてしまう。実際、最初に年中で行った展示会のブランドは、ほとんど印象に残っていませんでした。

一方、直営店に行くとブランドの世界観がよく分かる。うちみたいにこだわりがある家にとっては、その世界観も含めてのランドセル選びだし、思い出にもなる。できるだけ直営店に行くことをおすすめします。

ちなみに、この時期はグリローズや山本の人気モデルが品薄になり始めていて、ここでも焦りました。店員さんに聞いたら「例年ならGW明けくらいまではどのモデルも売り切れにはならない」とのことだったので、GWまでに決めようと腹を決めました。

鞄工房山本「フィオーレ・ブロッサム」に決めた理由

最終的に選んだのは鞄工房山本でした。

決め手はシンプルで、①本人が実物を見て「これがいい」と言ったこと、②造りの丁寧さ、この2つです。

工房系は、革の質はもちろん、ステッチの細かさや折り返しの処理がしっかりしている印象でした。正直、子どもはそこまで質の違いは分からないと思います。だからこそ、ここは大人の誘導も大きい。我が家は「愛着を持って6年使ってほしい」という願いがあったので、工房系に寄せていきました。

決め手をもう一つ挙げるなら、奈良の本社工房に見学に行ったことです。買ったあとの話ですが、娘が自分のランドセルを作っている工房を見て、職人さんが作る工程を間近で見せてもらえた。これは本当に良い体験で、「山本にして大正解だった」と心から思っています。

メーカー系が悪いわけではありません。ただ、親のこだわりを形にできたのが嬉しかった、という話です。

色の問題:娘の希望は「黒」。祖母は心配した

色では、ちょっとしたドラマがありました。

女の子に人気なのは紫・水色・ピンクあたり。娘は普段から紫が好きだったので、僕も「どうせ紫系を選ぶんだろうな」と思い込んでいました。だから娘が黒を手に取ったときは、正直戸惑いました。

「女の子なのに浮かないかな」「あとで“やっぱり紫がよかった”と言わないかな」「6年大事に使えるかな」。不安はありました。

さらに、祖母が心配しました。「女の子で黒」という点と、大きなお花の柄が目立つことで、いじめにつながらないか、と。出資は祖父母に全部してもらったこともあり、ここの説得は少し疲れました。

でも、娘に何度も「本当にこれでいい?」と確認して、意思が固いと判断できたので、最後は娘の希望を尊重しました。僕が祖母をしっかり説得して、黒で落ち着いた。今のところ後悔はまったくありません。

「女の子で黒は後悔する?」と不安な人は、黒のランドセルを扱うブランドを一覧で見てから、実物を確認するのがおすすめです。

お金の話:当初7万円→最終9万円後半

予算は当初7万円前後と考えていました。結果、最終的には9万円後半。本体が88,000円で、そこにカバーや名入れなどのオプションが乗って、そこそこの予算オーバーになりました。

出資は祖父母が全額。口出しはほとんどなく、心配性の祖母が僕にだけ連絡をくれる、という関わり方でした。

値段については、子どもの物だと思うと高く感じますが、6年間使うカバンと考えれば妥当だと思います。大人のカバン選びと同じで、コスパ重視の人もいれば、質重視の人も、ブランド重視の人もいる。その価値観がそのままランドセルに出るんだな、と感じました。

「安いランドセルはかわいそう」とは思いません。ただ我が家は、質が良くてかっこいい(かわいい)ものを持たせたかった。自ずと値段は上がる。ここは完全に親の価値観だと思います。

振り返って感じた後悔と学んだこと

一番の反省は、時期が遅れて焦ったこと。もっと早く動けば、こんなにキツキツのスケジュールにならずに済みました。同時に、焦って必要以上に急いだ感もあります。

選ぶ過程で強く感じたのは、人気ブランドだからといって作りが丁寧とは限らないということ。デザイン系で人気とされるブランドを手に取ったとき、思った以上に素材が微妙で驚きました。人気に押されてはいけない。

そして、カタログだけで買っていたら後悔していたと思います。カタログレベルだとどのブランドも同じに見えてしまう。必ず実物を触るべきです。

重さも、軽量タイプと本革では確かに差がありました。でも軽量タイプはその分作りが簡素な印象で、耐久性に不安を感じた。カタログの数字より、手に取ったときの造りの差のほうが、僕にとっては大きかったです。

これからラン活する人へ

最後に、これから始める人へ僕が言えること。

いつ買うかは「GW前」。早いに越したことはありません。 ただ、年中と年長では本人の自我がまったく違います。年長になって成長してからのほうが「自分で選んだ感」が出る。早すぎても本人がピンとこないので、そのバランスは難しいところです。

そして、やっておけばよかったと一番思うのが、各社の資料請求・カタログ請求です。結局は店舗で実物を見るのが一番ですが、全部の店舗は回れません。だからカタログで先にアタリをつけるのが大事。手に取って子どもと一緒に眺める時間も楽しいですよ。

我が家は知らずに遠回りしましたが、今ならこだわり検索で素材・価格・カラーから候補を絞って、気になるブランドの資料を取り寄せてアタリをつけると思います。

最後にひとつ。いろんなランドセルを背負った娘を見て、どれも似合っていて、シンプルにはシンプルの良さ、個性的には個性の良さがあると感じました。背負って選んでいる姿は本当にかわいくて、楽しくて、良い思い出です。ラン活、大変だけど悪くないですよ。

※ ランドセルは現在お届け待ちです。実際の使い心地や娘の反応は、届いてからこの記事に追記します。

よくある質問(FAQ)

Q. 年長からでもランドセルは間に合う?

我が家は年長4月から動いて、GW前に決められました。ただし人気モデルは品薄が始まる時期なので、行ける範囲で早めに直営店の予約を入れるのがおすすめです。店員さん曰く「例年GW明けくらいまでは売り切れない」とのことでした(地域・年により変動します)。

Q. 展示会と直営店、どっちがいい?

我が家の実感では直営店です。展示会は効率は良いのですが世界観が出にくく、割引や雰囲気に流されがち。ブランドの個性をちゃんと感じたいなら直営店が良かったです。

Q. 工房系は重くて子どもに大変?

軽量タイプと比べると本革は重めですが、その分作りはしっかりしています。重さの数字より「手に取った造りの印象」で選ぶのもひとつ。実物を背負って確かめるのが確実です。

Q. 女の子で黒は後悔しない?

我が家は娘の強い希望で黒を選び、今のところ後悔はありません。祖母の心配もありましたが、本人の意思が固ければ尊重して良かったと思っています。

あわせて読みたい関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次